線香花火



ほんの数十秒間で



めまぐるしく表情を変える



線香花火。



実は燃え方の段階ごとに



名前がついているそうです。



酸素を吸い込みながらどんどん大きくなっていく火の玉。



今にも弾けそうなこの瞬間は



『蕾』



と言われています。













やがて



パチ、パチと一つずつ力強い火花が散り出します。



この状態は



『牡丹』















勢いを増した線香花火から



「松葉」のように次々と火花が飛出していく



これをその名の通り



『松葉』



というそうです。













こんなに短い間に




一つの物語があるなんて…




線香花火ってやっぱり素敵ですね。




















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