縁日の記憶











小さい頃




縁日が大好きでした。




見慣れた場所に特別な日にだけ




ずらりと並ぶ屋台をみると




それだけでものすごく幸せな気持ちになれました。




そして、それは




大人になった今も変わらないものですね。




目の前を気持ち良さそうに流れるスーパーボールが




そんなことを想い出させてくれました。




























光の雨






たくさんの光で溢れる




























東京の夜の雨



















63BOOKSに新しいポストカード本が2冊仲間入りします。





ネット上のわたしの本屋さん




『63BOOKS』




新しいポストカード本が2冊仲間入りすることになりました。





1冊目はこちら。











日本での旅や毎日の中で出逢えた気持ちのいい風景をまとめた








日本の春・夏・秋・冬 4つの季節からピックアップした




お気に入りの写真で作ったポストカード本。




全48枚がポストカードとしてもお使いいただけます。




こちらのページから全ページ立ち読み・購入ができます。




『photo NOTE』






2冊目はこちら。












2012年に開催された写真展『1920 AMERICA』



の出展作品を含むポストカード本。



『1920 AMERICA』



与えられたテーマ“1920AMERICA”をもとに




“今” ここにない世界を “今”表現するために「時」をどう表現するか…



を追求した結果辿り着いた世界を1冊にまとめました。




全31ページがポストカードとしてもお使いいただけます。





こちらのページから全ページ立ち読み&購入もできます。





『1920 AMERICA』






同じ時期に作ったタイプの違う2冊の本。




興味のある方はその世界観を




ぜひ見比べて見てください。
























瀬戸内の島のART in 男木島




島巡り最後の島は



人口約200人前後の小さな島 “男木島” です。



フェリーターミナルからすぐに目に飛び込んできたのは



巨大ゲートのようなこちらの作品。





〈男木島の魂〉














屋根には、



日本語、アラビア語、ヘブライ語、中国語などの



さまざまな文字が組み合わされ、



世界の多様さを表現しています。


















続いては




香川県の伝統工芸品の和傘約600本を使って構成された




〈時の廊下〉






















島の多くの家庭から昔と今の生活用品を集めて、



空き家の室内に展示したイラストレーション。



〈うつしみず〉




水平に吊り下げられているのは、海に見立てるためだそう。




















新聞や雑誌を巻き筒状のオブジェを数多く制作し



古民家に展示した作品。



〈タイム・チューブ–ときまき つつ の家〉




















島歩きの途中で所々みかけるこちらは













〈路地壁画プロジェクトwallalley〉



島で集めた廃材などに風景のシルエットを描き



民家の外壁に設置した作品。



















海が見える窓から、



室内に波が入ってくるかのような光景を表現するイラストレーション。



磁気性のつるがし室内に張り巡らされた



とても繊細な作品。





〈SEAVINE〉





















自然に生えてきたツタも絵になります。














そして、私が一番好きだった作品。




このちいさな蔵の中にある世界は…












男木島の記憶をボトルに詰めて



ちいさな灯りをともすイラストレーション。



ボトルの中に詰まっているのは



作者が島で見つけたものや島の人の生活の想い出。




約1000本もの記憶に光が灯され蔵に幻想的な空間が広がっていました。









































小さな島を巡って見た



たくさんの作品達。



また次も来たくなるようなそんな時間でした。































島旅っていいですね。



















瀬戸内の島のART in 女木島





鬼が島の洞窟がある事でも有名な女木島。




女木島の作品は




島の入り口で迎えてくれたこちらの作品から紹介します。




〈カモメの駐車場〉




港にずらりと並んだ約301羽のカモメは




風が吹くといっせいに方向を変えるという




風の流れとカモメの群れの習性を視覚化した作品。















〈20世紀の回想〉
 



ピアノからは本当に音楽が流れ、




すぐ側に広がる海の波の音と呼応して




旋律を奏でるイラストレーション。


















〈MEGI HOUSE〉




巨大な楽器“POP HORN”













〈均衡〉



手作業で削り出された一万個以上のミラーガラス。



外から差し込む光が反射することで幻想的な空間を作り出す




改修した納屋を活用したイラストレーション。








































〈段々の風〉




かつて段々畑だった場に、




約400個もの陶のブロックを曲線を描くように設置。




女木島の集落と海と作品の一体感が気持ちのいい作品。


























歩いてまわれるこの島はほのぼのとしていて




ゆったりした時を過ごせる




そんな島です。





次回はこの旅最後の島 





男木島を目指します。